先日の1983イベントで

カプコン製の『CPSファイター』を使用して、杏野さんとSFC版『ストII』の対戦を行った際、「この程度の安い作りのスティックでも気持ちよく遊べるもんだな」という実感があった。


……以前の俺は「スティック至上主義」ではなく、「家は家であってゲーセンじゃないんだから家庭用移植版はコントロールパッドで遊べばいい」と思っていた。ゆえに格闘ゲームもシューティングも同様に「家ではパッド派」という考えだった。
スティックが「方向入力デバイスとして優れている」ことは認識していたものの、重要性は高くないと判断していたのだ。
この考えが少し変わり始めたのは、標準コントローラーがスティックであったネオジオを入手してからだ。パッドで「レイジングストーム」や「ブラッディフラッシュ」のコマンドを入力することは困難を極めるが、スティックなら高確率で快適に入力可能だった。
今現在、基本的には「パッドでいいじゃん?」という思想は変わっていないものの、やっぱりスティックも欲しい。
ないよりはあったほうがいい。