病気と時間の話

いよいよ50代に突入してしまった結果か、これまでの不摂生が原因か、身体のいたるところにガタが出始めています。

昨年だけでも同世代の知人が何人もこの世を去っており、いよいよこの世代向けのメインコンテンツが「健康」になってきてしまったものなのかと、あまり考えたくない展開に踏み込んでしまった気持ちです。

昨年11月、会社の不健康診断により「やばいので精密再検査に来い」とのお便りを3通食らっており、日給月給の派遣社員の立場で有給休暇ボムを使って病院に行って薬が増えるであろう展開が待っていると思うとどうにも足が重い。それでも行かないともっと怒られる上にダメージが進行するので今年のうちに話を進める必要があります。

特に眼球性能、視力のダメージは明確な自覚が強まっているほどに酷く、視神経束の損傷と診断された症状が進みつつあり、いわゆる「五十肩」の発症とともに、趣味の音ゲー活動にも少なからず影響が出てきています。ここについてはどうにか抗っていきたい。

実はn年ほど前、血圧の数値が常軌を逸した数値になっていたことがあり、ギロッポンの高層ビルが勤務地だった時期に、その高速エレベーターの上下移動で視界を失って倒れるなどを度々体験しておりました。最高値が軽く200を突破していてめっちゃ怒られました。その後ギロッポンからは円満にリストラされ、投薬治療を続けた結果、数値は改善の方向に向かっています。この薬と保険適用がなかったら、とっくに現世からはログアウトしていたものと思われます。

また、昨年は尿酸値という数値が新たな注意ポイントとして提示されました。これは詳しく話を聞いてみないとわかりませんが、まあ酒量かな。ウイスキーとクラフトジンがうますぎるし、昨年は「力士」ムーブメントの影響もあって、様々な日本酒を知りました。

さらに、前述の投稿で言及した双極性障害。これは常時躁状態に近く、攻撃性の高まりや、予定外のトラブルが発生した際にストレスから怒り状態に移行しやすい、神経質に執拗な完成度の高さを求めすぎる、など、全てに自覚があります。20年ぐらい前に診断されて、しばらく落ち着いていたのですが、ここ2年ぐらいで急にダメです。

そういえば某オークションで「神経質な方の入札はご遠慮ください」って書かれてることがあるけど、これを見て本人が神経質と自覚できないと思うんですよね。

話がそれた、これは血圧の調整にも関わる副交感神経がバグっていることも関係しており、不眠症と過眠症の波がひどいです。睡眠導入剤の助けを借りても決まった時間の就寝・起床がダメなときはダメです。寝ようと思っても寝られず意図しない2徹3徹、その後倒れて16時間睡眠、のようなダメパターンが月に数回発生したりしなかったりします。

この状態でテレワーク派遣社員を続けながら、家族の介護送迎を週n日ほど行い、家事を後回しにしながらゲームセンターへ行って音ゲーを行う時間を捻出し、趣味の創作活動もじわじわと進んだり進まなかったりしています。また昨年は過去最高冊数のマンガを読んでいます。全てが楽しく、時間が足りないのです。

Youtubeのコンテンツも、チャンネルを厳選しても毎日5~6本は見たい動画が発生してきます。教養解説系や料理グルメ系のチャンネルでは1.5倍~2.0倍速視聴を当然のごとく利用していますが、アクションゲームのRTA動画や、音ゲー動画、チップチューンや音楽演奏動画は実速度で見ることに意味があるため、やはり時間が不足しています。

古くから私を知ってくださっている方は「ゲーム音楽についてうるさい人」と思われていると思いますが、10年を経過して、もう私に語れる資格は残っていないと感じています。もう、昨年は数枚(しかも懐古主義的な)しか円盤を買っていません。

Spotifyなどのサブスクの登場によって音楽を聴く機会は増加していますが、ゲーム系をあまり掘っていません、というかゲーム系以外の選択肢が多すぎるので、必然的にゲーム音楽を聴く比率が極端に下がっています。

新しいゲームの購入本数も昨年は過去最低レベルでした。具体的に言うと購入本数の半数以上がM2さん開発関連です。そのぐらい少ないし、家でゲームをしていないのです。その時間の余裕があればゲームセンターに行ってしまうことも原因ですが、「経済を回せていない!」という危惧を感じています。

この状態で、出向先の会社からは「出社して業務をせよ」との指示が出ており、まあ、何かを諦めないと生きていけないフェーズに入ったのだと思います。

もうすでに「片っ端から聴ける限りのゲーム音楽を聽いて過ごしていくぞ」という目標は捨ててしまったはずなのに。

マネーがないなりに、地味に楽しい人生を送っていきたいと思っていたんですが、そろそろダメなんすかねえ。