JASRAC、CCCD廃止の流れに疑問を提示

極端な視点で読むと、暴力団が嫌がらせしてるのと同じようにしか見えないんですが、拙者間違ってますかね?

PCなどの汎用機器やHDD内蔵型の携帯プレーヤーへの補償金制度の適用について、「制度の見直しを関係権利者と一致して要求している」

仮に「パソコン買うとJASRACへ保証金を払わねばならない」とか、ハードディスクを増設する際に「音楽を入れる可能性がある場合は“音楽用HDD”をお求め下さい」なんて事態になったとして、誰も納得しないと思う。
第一、そういう仕組みで得た収益を協会員(著作者)にどうやって還元するのかが全く不透明。
このまま行くと、iPodシリコンオーディオプレイヤー、ケータイに差し込めるメモリーカードの類が、単なるデータストレージとして販売されるようになって、「ゲームラボ」とか「iP!」とかで「特集:音楽を持ち歩く裏技」とか載るように……なんだ、最悪の状況だとしても2年前ぐらいの状況に戻るだけか。
結局、詳しい事情を知らない一般人が損をするようにシステムが作られるだけ。
はいはい、いまのうちにコレコレに保証金上乗せする交渉しておいてくださいな、っと。(←投げやり)

JASRACでは、ウォーターマークに対するかなりの追跡能力を持った世界最先端の監視システムを完成させている。これをさらに強化し、コンテンツにウォーターマークを入れることによって、『盗ったら追跡されますよ』と認知させる。

何ですかコレ? “水印”??
うがった認識をすると「あなたの買ったパンツには特殊なIDが埋め込まれているので、誰か別の人が穿いていってしまった場合、異常信号を検出することができます。」そんな機能全然うれしくねぇし、買ったパンツを古着屋に売るのは勝手だろ(←極端すぎ)
ネットでのダウンロード購入ならともかくとして、最終的に「CDの購入時には身分証明書の提示が必要です」とかやられる可能性があるってコト?
さらに妄想を進めると、既に決まっている「輸入盤に対する規制」に対して、「こういった技術導入の妨げになるから前もって国内市場の流通品をホモジナイズドしておけ」的な裏読みを想像してしまうんですがー。

↓偏った参考リンク
◆ 音楽配信メモ
◆ All About CCCD
◆ JASRACのガイドラインその2(←2ちゃんねるのパロディ系スレッドのためいろいろ注意)