ee'MALLに思うコト。

 本来、業務用大型機器というジャンルは稼働サイクルが短い作品が多い。BEMANIシリーズのような長期稼働そのものが珍しいとも言えますが、これは多方向からなる人気獲得のための戦略が実を結んでいると評価して良いのかも知れません。
 そこに登場した『ee'MALL』は、無理矢理と思えるほどの強引な延命装置。メイン基板のバージョンアップを行わずに、ネットワークで新曲を追加する、コアなファンには恐怖の存在。悪く言えば「自動販売機」でしかないもので、しかもデータを直接買っているのではなく「入場権利」を得ているにすぎません。でも新曲は聴きたいし遊びたい。だから仕方なくコインをいっこ入れるワケで……。
 プレイヤーごとのデータ管理もしているようで、正直マーケティングなのかサービスなのか真意がつかめないのですが(両方かも)、「プレイヤーが、プレイの結果で得られる権利」のバランスは最悪だと思います。でも新曲は聴きたいし遊びたい。だから仕方なく(ry

 と、文句はいろいろあります。しかし、結果的に遊べる曲が増え、その中に気に入った曲があればそれで良いと思います。ようするに今日は「子供の落書き帳(for Pop'n)」とか、「Shooting Star(for G/D)」(←『グラII』かよ!)とか、「Wall Street Down-Sizer(for G/D)」(←『マンボ・ア・ゴーゴー』最高!)なんかを買ってみたのですが、良い買い物でした。

 ただ、あまり頻繁にゲーセンへ行けない人にとって、「アイテム合成でしか作れない曲がある」という点だけは全く納得がいきません。「本当に音ゲーが好きで長年遊び続けている」という人が、ちゃんと得するようにバランス調整して欲しいものです。「これからも長く遊びたいからこそ」こんなコトを考えちゃうワケで。

 なんともまとまりのない無計画な文章ですが、日記ってモノはこのぐらい脈略がないぐらいの方が日記らしいのかも。じゃあ毎日ちゃんと書けよ>俺 みたいな。