コーヒーフレッシュ

http://kyounosinbun.cocolog-nifty.com/syasetu/2007/07/post_9af6.html
これを偽装と定めてしまうと、加工食品は全部偽装になっちゃうんで、リンク先の意見は正しくないと言える。
空気読まずにマジレスモードに入ると、法律で定められた「原材料表記」を正しく記載してあれば偽装ではない。
「わらびもち風こんにゃく」、「果汁0%ジュース」、「かに風味かまぼこ」、「うまい棒かばやき味」……件の「コーヒーフレッシュ」だってそうだ。高価で日持ちしない原材料を使わず、代用品で似た味を構築し、安価に流通させる。それ自体は決して悪いコトじゃない。
話題のミートホープ社のレシピは、安価な代用品を作る画期的なものだ。この全てのレシピがオープンソース化したら加工食品業界の勢力図が変化する可能性すら秘めている。(今後「豚の心臓」の卸価格が上昇してレシピが無効化する可能性もあるけどね)
問題は、守らなければならない原材料表記ルールを破ったことと、消費期限の改竄であって、代用加工品は偽装でもなんでもない。
多くの日本人は原材料表記を読まない。保険の約款書類のように細かい字で書かれているものでもないのに。
入っている人口甘味料が「アスパルテーム」なのか「ステビア」なのかで味の系統が予想できる人は少ないだろう。
先日の「アイティー」のエントリに書いたことと重なるけど、日本人はもっと自分が食べるものに対して警戒心を持つべきだ。