4コマ漫画に於ける「あずまんが大王」の功罪

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51024986.html
いろいろ考えさせられるエントリ。
少女漫画からの転身組の存在とか、レディコミからのドロップアウトとか、いろいろな要素があって今の「萌え4コマ」の流れに来てると思うんだけど、上手いこと脳内で説明がつながらない。
(以下敬称略として)「あずまんが」以前で、すでに活躍してる作家を思い出してみると、ともびきちなつ、丹沢恵秋吉由美子、片桐みすず、などの絵柄は現在の方向性にも近いはずなんだけど、今の「萌え4コマ」の流れには乗ってない感じで少々違う。
しかし、このあたりの作家さんの絵柄にはターニングポイントが含まれてるような気がする。(この時点で植田まさしいしいひさいちいがらしみきおやくみつる森下裕美などからの脱却はできてるという認識。)
あとは非4コマ専門誌発祥の勢力(林家志弦佐々木亮など)もアニメ系に寄ったデフォルメ画の方向性として見逃せない要素かと。そう考えるとファンロードとかアニパロコミックスまで遡らないとダメ?
「オタ文化との親和」を萌え4コマの発祥とするなら、俺の中ではコミックゲーメスト連載の「Continue?」が決定打だね。新声社は意外と4コマ界に大きな影響残してるのを忘れるな! アンパン塩ラーメン!
ていうか、そもそも「あずまんが」って「萌え」か?
ヒットしたから代表作って考えは違うと思う。
個人的には「きららCarat」の登場&皮肉にも「もえよん」の終了で市場が確立した、という見解に落ち着きそう。時代的にスッキリしない感もあるけど。
「ジャンボ」は萌えじゃない。
あと俺的には「MOMO」も萌えじゃない気がする。桃田選手。
むしろ「トリコロ移籍事件」は流れとして正しく思えるというか、これも俺の中では「萌え作品」ではないな。