イトーヨーカ堂が赤ちゃん本舗を子会社化

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070612i114.htm
個人的に大問題だと思っているニュースながら、一般ニュースに危機感がないのであえて書いてみる。
この件で気になってるのが「イオン系列店の中にテナントで入ってるアカチャンホンポ」がどうなるのか? という点。
最悪の場合とアカチャンホンポがイオン系から追い出される可能性もあり得る。
イオン系とセブン系の対抗意識の強さは素人でもわかるだろう。
つい最近も電子マネー分野で「WAON」vs「nanaco」の構図が生まれて複雑化してたりで勘弁して欲しい次第。
「で、結局どっちがベータなの?」という不安は隠せないし、これじゃ普及しないよ。
話が逸れた。
強引にアカチャンホンポの話に戻すと、現在イオン系列は独自のプライベートブランドトップバリュ」の戦力で、アカチャンホンポに頼ることなく赤ちゃん用品の棚を充実させることは可能のはず。それなのにアカチャンホンポをテナントに誘っているのは「ブランドの知名度と安心感」が目的だろう。
しかし、このブランドが最大のライバルであるセブン系列のイメージに乗っ取られるとしたら、これを嫌う可能性もあるのではないだろうか。
実際に調べて見ると、ジャスコと同居するアカチャンホンポは少ない。
しかし、視点を広げてグループ企業の枠で見ればマイカル・サティ系列や、経営再建のために業務資本提携しているダイエーグループも巻き込む事態になりかねない。
果たしてアカチャンホンポが次のテナント契約更新時に残っているかどうか、気をつける必要がありそうだ。