ニンテンドーDSって

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/977472.html
もうゲーム機の域を超えてるなー、と思った。
仕事でDS関連の企画書を書くことになって、いろいろ調べてるうちに「これはむしろゲーム機として見たら負けじゃね?」とまで思うようになってきた。
すでに多くの人が感じてることだろうけど、ゲーム以外の実用ソフトが出すぎていて、売れすぎている。
いくらPS3が「これはゲーム機と思って欲しくない」とか言ったところで、ゲーム以外の実用アプリないし。『アフリカ』出る気配ないし。ブルーレイディスク高いし。そもそも映画見るの好きじゃないし。ガンダム好きじゃないし。
まあ、ようするに「ソフトがハードの方向性を決める」ってだけで、決して難しい話じゃない。
しかし、この状況が一朝一夕に作られたと思うのは間違いだ。任天堂は昔から自社ハードを「ゲーム以外の目的で使わせる」ことに挑戦していた事実をもう一度見直すべきだ。
『ポパイの英語遊び』『ドンキーコングJRの算数遊び』に始まり、『アイアムアティーチャー手編みの基礎』『ファミコントレード』などが存在していた意義は、現在のDSと離れるものではない。
その後も任天堂は『マリオペイント』『ポケットカメラ』『マリオのふぉとぴー』『マリオアーティスト』シリーズなどのような、クリエイティブ志向のソフトを市場に投入してきた。今後任天堂が出してくるのはこんな方向なんじゃないだろうか。
任天堂が出さずともサードパーティが積極的にDSへ参入して、非ゲームを出しまくっている現状、乱発感もあるぐらいの勢いだし。ネット接続、料理レシピ、外国語学習、ラノベ、書道、ビジネスマナー、ぬり絵、ウォーキング、計算、辞書、株、裁判……裁判は実用じゃないか。
っていうかどうなのよこれ、下手なPC向け実用ソフト郡より充実してて、手軽に使えて、しかも売れてるんよ?
もう「ハンディPCですけどついでにマリオも遊べます」って機械なんじゃないのDS?


……という状況を踏まえて書いた企画書が上手いこと動いちゃったら大変なことになる予感w
これだけ普及してる機械なのに、明確に踏み込んでないジャンルを一つ見つけちゃったもんで。上手くいくといいなぁ。
企画が動かずに凍結したら1年後にネタバらしします。