例の白い箱が

奇跡的に無事に発売されてから早くも1年が経ちました。
おかげさまで、最終的な売り上げも悪くなかったという話。
しかし、発売元は例の会社のグループ再編に飲み込まれる形で吸収合併され、歴史あるレーベルも失われてしまいました。
ただの「音楽」が売れない時代に、「ゲーム音楽」を売るのが難しいことなんてわかってる。だからといって俺たちが親しんできた文化が簡単に消えようとするのを黙って見てるなんて耐えられない。正直、評価とか売り上げとかは二の次でいい。
だから、今後もありとあらゆる手を使って「ゲーム音楽」ってジャンルが残っていくように、みんなで仲良く裏工作していきたいんで、今後ともご協力のほど超よろしくお願い致しますぜ各位。
少なくとも俺自身が「聴いて興奮できる音」は「それ」しかないんだしさ。





お買い上げ頂きました皆様、収録作業に協力してもらった関係者(ほぼパルセラ関係者だったりするけど)、同人ソフトからの音源収録許可を下さった各サークル様、ブックレットの執筆を手伝って頂いたライターさんたち、権利調査関係で助けて下さったD4E関係者、そしてサイトロンの“レジェンド”なスタッフの方々、改めましてありがとうございました。
本日をもってmixi内の関係者専用コミュを閉鎖とし、このプロジェクト一旦終了とさせて頂きます。
お疲れ様でした!

ここで超ぶっちゃけますと、この箱のマスターアップ直前(数日前レベル)に、▲が■eに買収される話のアレコレがあって、録ってあった▲作品が全没になるという最悪の事態があったりして、3枚のディスクにわたってあり得ない分量の差し替え事件が起こったりして、なんというか未発表音源がもったいない次第なんですが▲の方なんとかなりませんかみたいな。あと、カシオとかデービーソフトとかテンゲンとかも入れたかったとか、DVDにはナグザットのサマーカーニバルの映像も入れたかったとか、たぶん俺の傾向わかる人なら想像できる範囲だと思いますが。
まあ東亜プランが絶望的なのは皆さんご想像の通りで、これまで多くのメーカーが様々な手を使って復刻にチャレンジしてるんですが、全く実現できないという難問。たぶん、この問題をどうにかするには司法判断を盾にしてハード開発側や発売元から強権発動するしかないような気がしてます。だれかゲーム音楽好きの弁護士とか政治家とかいたら紹介してくださいw