PSE法でゲーム機が以下略の件に関して

なんかもうこの問題馬鹿馬鹿しくなってきた。
結局頑張ってるのはユーザーレベルであって、セガサターンやドリームキャストなど、PSE法での販売規制に該当するビデオゲーム機本体を「楽器」としてヴィンテージリストに載せるための情報を求めてます。という情報があったり、どうやら、今のところ映像系家電機器はPSE法のビンテージ認定の対象外らしい。という危惧があったりして、全く予断を許さないというか、当方としては「で、そうすることによって誰が利権を確保できるのよ?」という見方しかできなくなっておりますが。
そんな中で、お客さんがお持ちになった壊れているセガサターン、ドリームキャストの本体と、当「ゲームショップ1983」で修理と動作確認をした該当ハードを無償で交換します。なんていう独自展開を行っちゃうところがこの店らしいクオリティの高さ。素晴らしい。
以下は個人的な超極端な見解。
むしろ、ヴィンテージ認定から外れた機器は、それと同等の機能を実現できる代替品orソフトウェアエミュ(シミュ)レータを権利者の許可なしに作ってよいことにでもするべき。そうなったら、権利者がもっと必死になって自社の資産を守ろうとするか、権利保持にかかるコストが捻出できないから手放す、とか先に進む選択肢が出てくるだろ。
書籍やソフトウェアに関しても権利保持の有効期限とか設定して、明示的な更新表明がない場合は自動消滅させた方がいい。商標登録ですら10年しか有効期限がない日本なんだからそのぐらいやっても今さらだよ、っていうかたった10年で商標権が消える日本って何なんだ。アジア系のコピー商品云々言う前に国内の権利を守る法律強化しないと守れるものも守れない。
任天堂ファミコンに関する権利を更新しなかった→各社からパチモノファミコンが出てきて結果的にファミコン文化が継続しちゃってるのも興味深い。
あと、この問題に関してCESAが何のアナウンスもしてないのが腹立たしい。歴史を守ろうという姿勢が見えない団体なら信用する気がなくなってくるよ。