なぜ国内ゲームは衰退するのか本気で考える

ちょっと長いけど読む価値アリ。
個人的な見解としては、最初高級だったケータイ電話がどんどん安価になり普及していくのと反比例して、最初低価格だったゲームがどんどん高級品化するばかりなのが原因の一端かと。
考えてみると、結局俺がゲームに使うカネは十年前と変わんないのが現実。ゲーセンで1クレジット100円という単価は十年以上変わってないし(1クレジット200円以上のモノはほとんどやらないし)、ゲーセンでカネ使い過ぎれば家庭用ゲームソフトを買う本数が減るだけ。
新しいハードを買うとしても、ポンと買えるのは15,000円(ファミコン程度)が限界。ニンテンドーDSが売れてるのは、この価格設定によるところが大きいと思う。
ようするに、みんな「ゲームに対して払える金額は一定」なんじゃないのかね?
昔は10,000円の資金で2〜3本のゲームを買ってた人が、今は8,800円のゲーム買って、1,200円の攻略本買っておしまい、みたいな。
5,000円のゲームを買う気にはならないくても、300円のiアプリをポコポコダウンロードする人がいるわけだし。
もし、「この映画は超大作なので入場料3,600円です」っていう作品が増えたら、普段映画を2本観る人が1本しか観なくなって全体の観客動員数ガタ落ちでしょ。そういうことかなー、と。
こんな視点で追求すると、ネットゲームの従量課金ですら、それなりに良心的な価格帯設定が多いこともわかってくる。パッケージソフトだけが高価すぎるために、内容以前の問題で見放されてるのではないだろうか。